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名寄市の「ひまわり畑」

毎年8月上旬から名寄市では、ひまわりが市内一円で咲き誇ります。
見渡す限りの黄色いじゅうたんには、しばし圧倒されます。

昭和48年に設立された「木原天文台」。
故木原秀雄先生が「太陽の美観」に魅了され、天体観測に人生を捧げた証です。
この名寄市の小さな天文台から世界的な発見と研究者を輩出することになり、平成22年、名寄市が誇る市立天文台「きたすばる」の誕生へと繋がりました。
故木原先生の大偉業の一つは肉眼での太陽黒点観測を17年間1日も休まず続けられたことです。昭和59年には年間306日という記録があり、まさに名寄市は晴天率の高いまちであることが証明されました。
晴天率の高さはひまわり栽培の必須条件です。さらに冬の厳寒期に起こるダイヤモンドダストの自然現象「サンピラー(太陽柱)現象」も話題となりました。
「太陽のまち」としての機運が高まり、昭和62年名寄市智恵文北山地区に畑作経営の一環として太陽を象徴する花である、ひまわりの栽培が始まりました。

以来、20余年。
観光栽培、大規模栽培、そして病気との闘いによる規模縮小など紆余曲折があった名寄市のひまわり栽培。
そして今日、これまでの歴史と沢山の思いを繋ぐために、市立天文台誕生と時を同じくして平成22年、新品種ひまわりの栽培・搾油事業が民間有志によってスタートしました。
明るく元気なまちの象徴として、人と人を繋ぐ「絆」の象徴として、ひまわりが、名寄市民の心の文化として末永く愛されることを、そして名寄市を訪れる多くの皆様に、元気と希望をお与えできることを切に願っています。


【なよろひまわりまつり】は、8月中旬を予定しております。
なよろ観光まちづくり協会 https://nayoro-kankou.com/